9/26に結構な数の株式分割銘柄があったそうですが、その理由は単元を100株に統一するプロジェクトへの布石だったようです。
本日の株式分割の多くは、2007年11月27日に全国証券取引所が今後の売買単位の集約のための基本的な方針を示す 「売買単位の集約に向けた行動計画」を作成し、公表したことによるものです。
売買単位が何種類も存在する市場は国際的にも少数であり、投資家の利便性を低下させる一因となっているそうです。たしかに単元って取引するほうとしては不便なことはあっても、あんまりいいことないですね。
この分割のお陰で最低購入価格に変化がでて、買いやすくなった銘柄もあるのかもしれません。
そこで、イザナミのその他集計を使って、最低購入価格の分類をしてみました。
これは1銘柄に100万円まで仕掛けることができるなら96.90%の銘柄に仕掛けることができる、1銘柄に50万円までなら88.28%、25万円なら69.52%の銘柄に仕掛けることができるって意味の表になります。
1銘柄に25万円だと4割もの銘柄に仕掛けられないってことになるんですね。結構選択肢が狭まるんだなぁ。
せめて8割の銘柄は仕掛け対象にしたいって思うと、1銘柄に35万円は必要ってなります。これで10分散とか考えると資金は350万円は必要ってことになるなー。これくらいあってやっとリスクを抑えた取引が可能となるのかも。
総資金50万とか100万では投資テクニックがどうこうというより、その戦略を運用し始める時期が戦略の得意相場なのかという、運のほうが重要なファクターになりそうって思っちゃいます。
やっぱり株やるにはまとまった資金が必要なんだなって思いました。