
今日は、システムトレードの達人を使った検証でおなじみの西村さんのAllAbout連載が元ネタです。
->西村剛の統計で勝つトレード-ボリンジャーバンドは有効なのか
ボリンジャーバンドを使った売買ルールで一般的に良く使われるのが、
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参入条件:
株価がボリンジャーバンドの-2σを下回ったとき
手仕舞い:
ケース1.株価が+2σを上回ったら売る
ケース2.株価が移動平均線(中心線)を上回ったら売る
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だと言われているそうですよ。
その検証をシステムトレードの達人で行った結果が紹介されています。
しかしこれって、ボリンジャーバンドが有効かどうかっていうより
ボリンジャーバンドの-2σ(シグマ)でのエントリーが有効なのか?という話に近いような。
ボリンジャーバンドはどの位置で有効なのかを考えるという議論は分かるのですが
ボリンジャーバンドという指標自体が有効なのかという記事タイトルはちょっと違うんじゃないかなぁと思うのはニッパーだけなのかな。

ちなみにイザナミでも同じような検証を行ってみようと思ったのですが、
この記事には、資金管理ルールが書いてないですね。

でも 平均利益(円): 17,811 円 とか具体的な数字が出てるんですが、
どういう資産管理ルールで検証した結果なんだろう?決まったルールがあるのかな。
うーん謎です。

ちなみにイザナミの初期設定の資金管理ルールで、手数料1,000円だけいれてやってみた結果の資産曲線がこちら。
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参入条件:
終値250円以上
出来高が過去15日間で1億未満の日がある銘柄はのぞく
株価がボリンジャーバンドの-2σを下回ったとき
手仕舞い:
ケース1.株価が+2σを上回ったら売る
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参入条件:
終値250円以上
出来高が過去15日間で1億未満の日がある銘柄はのぞく
株価がボリンジャーバンドの-2σを下回ったとき
手仕舞い:
ケース2.株価が移動平均線(中心線)を上回ったら売る
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うーむ、どっちもだめだめですね。いろいろ手直しが必要って感じです。

->西村剛の統計で勝つトレード-ボリンジャーバンドは有効なのか
->『本格的システムトレード開発ソフト イザナミ』