これまでも様々な個人トレーダーが伝説とともに姿を消したりしていましたが、ついに五月氏が撤収宣言を出されました。
五月氏はこの間iPhoneアプリで話題となった「株で億越えした話～億を稼いだ個人投資家のリアル～」にも登場する8億トレーダーとも噂されるBIGな方です。
成績 05:±0% 06:+38.9% 07:+458.7% 08:+32.5% 09:+246.8% 10:+400.5% 11:+181.0% 12:+95.2% 13:+28.3%
今年も+28.3%という利益を出していながらの引退。これは壮大な勝ち逃げと判断していいのでしょうか。これはかっこいいです。
なんと日経新聞のHPで記事にもなっていました。
五月さんを知るひふみ投信の運用責任者、藤野英人氏曰く
民主党政権時代の日本株は業績不振の企業が下げ、好調な企業が上げるというように市場機能が働いていたが、 昨年の政権交代後、（海外資金など）需給のダムが決壊し、業績を反映しない相場水準の上昇が起こった。
ファンダメンタル重視の五月氏には向かない相場がやってきているということのようです。それを誰よりも早く察知して引退まで決めてしまうとは・・・。
確かに「適正価格ってなに？」とばかりに、ぐいぐい上がって急激に落ちるみたいな銘柄が増えているような気がします。
企業業績を分析して仕掛けていくファンダ系の人々にとっては理解し難い相場がやってきているようですね。
こういう相場はテクニカル分析や、システムトレードが強いのかも。
勢いにのっていくブレイクアウト系戦略をフル回転させて、この相場の勢いを上手に利用していきたいな。
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